<理念・考え方>
若者につけたい9つのスキル
・自己規律、責任感、自信の形成
・効果的なコミュニケーション
・感情の上手な表現
・家族や友人とのよい関係の強化
・問題解決や好ましい意思決定
・仲間からの悪い誘いの拒絶
・批判的思考力
・目標設定と計画的な実施
・積極的な社会参画と他の人のために活動すること
<主な対象>
小学校高学年~中学生・高校生
その1 | 授業展開はすべて指導案形式! 思春期版の授業は、すべて50分授業の指導案形式になっています。生徒への問いかけからグループ活動の流れや時間配分まで明記してあります。授業展開がイメージしやすく、学校現場でより使いやすい教材です。 |
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その2 | さまざまな教科で活用できる! 小学生版同様、思春期版教材もさまざまな教科での活用が可能です。各単元の最後に、教科への活用方法をまとめて紹介しています。例えば、保健体育=ストレス発散や感情のコントロールの方法といて運動用いる、国語・美術=問題解決スキルを用いた4コマ漫画を作る、家庭科=家族への賞賛の気持ちを表すカードづくりなど、活用方法は多様です。ライフスキルの時間だけではなく、さまざまな教科でも活用することはライフスキルを身につけるのに有効です。 |
単元1 | 十代のみんな、思春期へGO! 子どもたちが互いに知り合い、よい雰囲気の学級を作り、思春期に誰もが経験する身体的、知的、社会的、情緒的変化について学習を深めます。 |
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単元2 | 本当の自信とコミュニケーションスキルの形成 子どもたちが、自他の長所を認識することによって自信を持ち、コミュニケーションスキルを身につけ、責任感を高め、好ましい意志決定ができるようになります。 |
SL | サービスラーニング 子どもたちたちが実際に社会参画の活動を企画し、実践していくための導入。誰かのために何かをするという学習体験を設け、そこで学校や地域社会に何らかの貢献をすることは、このプログラムの目標達成のための重要な要素です。 |
単元3 | 心の成長と感情のコントロール 感情の自覚とそれへの対処について焦点を当て学習します。子どもたちは思春期には感情が揺れ動きやすく、またさまざまな感情がわき起こることを認識するとともに、好ましくない感情が起こったときも、それを前向きに受け止め、それに対処する方法を学びます。 |
単元4 | 友人関係の改善 好ましい人間関係を作り、それを維持する方法を試みます。それぞれの授業では、好ましくない影響をはねのけ、互いに好ましい影響を与え合うことの必要性に重点を置いて学習します。 |
単元5 | 家族の絆の強化 子どもを養育するという家族の役割と、ここ十数年で変化した家族の姿について学習します。この単元での活動によって、自他の家族のもつ文化的、歴史的背景を尊重するようになります。 |
単元6 | 健康への道を選ぼう 薬物に焦点を当て、薬物を使用しないという規範を強化することを目的にしています。授業では子どもたちが、アルコール、たばこ、その他の薬物の有害な影響について学習します。そして批判的思考スキルを用いて薬物の使用を促すメッセージの分析と、拒否スキルを使ってそれを拒否する練習を行い、薬物を使用しない、好ましい人物になる方法について学習します。 |
単元7 | 人生の道のり 子どもたちたちは好ましい態度を取ることや好ましいモデルとしての役割を果たすことの価値を学習します。その中で、短期目標、長期目標を設定し、それらを達成するための計画案を考えます。 |
まとめ | 可能性の追求 子どもたちは、授業で学んだことや、学級に貢献したことをふり返ります。 |
● 各単元別の指導書(単元1~7、サービスラーニング、まとめ)
● CD-ROM(ワークシート全ページを収録)
● 概要書(小学生版と共通)
● 保護者会運営手引書(思春期版)
● 保護者用副読本
授業展開を紹介(印刷する際、SAMPLEという透かしが入ります)
単元1・授業5「自分を知る、仲間を知る(2)」
単元2・授業6「賞賛の気持ちを表現する」
単元4・授業3「友情の輪を広げる」
単元2・授業1・ワークシート「本当の自信という3本脚の椅子」
サービスラーニング・授業5・資料「ヒトデ物語」